いつも食べる柿よりも大きいことに気づいた子どもたち。
「なんか、ながいよ」
「おうちにあるかきとちがう」
と、触ってじっくり観察。

「渋い柿を、干して甘くするんだよ」と伝えてみるものの、子どもたちには”渋い”という感覚がわかりません。
そこで、剥いた皮をぺろっとひと舐めしてみました。

皮を舐めてみると、こどもたちの表情がみるみるうちに険しくなっていきます。中には、渋みで舌が痺れる様子を「ぼこぼこする」と表現する子もいました。

一か月がたち、できあがった干し柿をみんなで味わいました。
まるまると立派に見えた干柿が、しわしわに縮んでいく様子を見て「これ、たべれるの？」「おいしいのかな」と言う子もいましたが、いざ食べてみると、「あま～い！」

初めて食べる干し柿。少しだけ味見してみると、不思議な食感にぺっと舌を出す姿もありました。
ですが、甘みがあることがわかってからは、ぱくぱくと食べていましたよ。

「かき、すき」「ほしがきもすき、おいしい～」
と大人気。この季節ならではの食材をしっかりと味わうことができました。